婦人科診療・自費診療

婦人科診療

必ずしも内診が必要であるとは限りませんので、診察に対する御希望があればお伝えください。基礎体温を測定している方は、基礎体温表を持参ください。
当院では婦人科手術を扱っておりません。必要時、ご希望の総合病院へ責任を持ってご紹介させていただきます。

診療項目

月経異常、おりものの異常、不正出血、不妊症(人工授精は扱っていますが、体外受精は他院への紹介となります)、性感染症、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣腫瘍、子宮頸部異形成、外陰部腫瘍、子宮脱、更年期障害、月経前緊張症、思春期相談、自律神経失調症、不定愁訴、乳房痛、乳腺腫瘤、乳汁分泌など

小手術(レーザー治療)

外陰部良性腫瘍摘出術、尖圭コンジローマ切除術、頸管ポリープ切除術

自費診療

診療項目

ピル処方、月経移動、アフターピル処方、IUS挿入抜去、AIH、
子宮頸がんワクチン(2価、4価、9価)、膣・外陰部レーザー治療(モナリザタッチ)、
外陰部のほくろ、いぼとり(レーザー治療)

膣・外陰部レーザー治療(モナリザタッチ)

モナリザタッチは、顔のリフトアップやたるみの改善で使用されている炭酸ガスフラクショナルレーザーによるリジュビネーションの技術を、女性器(膣)に応用したレーザー治療です。外陰部に照射することで、外陰部のしわ、たるみ、黒ずみの改善も期待できます。

~このような症状でお悩みの方に~
  • 膣に灼熱感がある
  • 膣が痛かゆい
  • 膣の乾燥が気になる
  • ゆるみを感じる
  • 性交痛がある
  • 尿漏れが気になる

これらの不快症状に対しての現状治療法は、全身ホルモン補充療法や局所エストロゲン療法、非ホルモン療法(潤滑剤など)ですが、モナリザタッチはホルモン剤を使用しないレーザー治療なので、ホルモン補充療法に抵抗感がある方、乳癌や他疾患などでホルモン剤を使用できない方にお勧めの治療法です。

上記の症状のこんな方におすすめです
  • ホルモン補充療法に抵抗感がある
  • 乳癌や他疾患でホルモン剤を使用できない
  • GnRHアナログ療法などのホルモン治療をうけている

詳しくはコチラ

各種検診

何らかの症状がある場合や、診察で病気が発見された場合は、保険診療の適応となりますので、保険証を持ってきてください。

検診項目

子宮頸がん検診(一部公費負担)、子宮体がん検診、卵巣がん検診、エコーによる乳がん検診、大腸がん検診(一部公費負担)、その他

子宮頚がん検診 和歌山市内にお住まいの20歳以上の方は、一部公費負担で子宮頸がん検診をうけることができます。また、和歌山市の子宮がん検診無料クーポン券をお持ちの方は、券をお持ちいただければ子宮頸がん検診が無料になります。
子宮体がん検診 細長いストローのような器具を子宮の奥に入れて、子宮内膜細胞をこすり取ってくる検査で、少し痛みを伴います。子宮の入り口が閉鎖している方は、検査ができないことがあります。子宮体癌は閉経期に多い病気ですが、若年であっても月経不順や不正出血がある方は注意が必要です。
卵巣がん検診 経膣エコー検査で卵巣の大きさや、腫瘍の有無を確認します。卵巣がんは早期発見が難しく、痛みもなく大きくなり、進行するまでなかなか見つからないケースがほとんどですので、症状がない方にも勧めさせていただいております。
エコーによる乳がん検診 エコー検診には乳癌死亡率減少効果を検討した研究はありませんが、40歳未満の方では乳腺の密度が高く、マンモグラフィでは詳細に判断できない場合が多いです。したがって当院では40歳未満の方にエコー検診を実施しています。乳がん検診としてはいずれの年代の方もマンモグラフィ検診をおすすめしています。
ブライダル検診 妊娠したときに胎児に影響をおよぼすような病気にかかっていないか調べる検診です。
問診、内診(子宮頸がん細胞診、経膣エコー検査、膣内細菌検査、トリコモナス、カンジダ、クラミジア)、血液検査(女性ホルモン、甲状腺ホルモンなど)
更年期検診 更年期は女性ホルモンが低下する時期です。さらに、心理的・社会的にも不安定な時期であるため、更年期障害の発症にはこれらエストロゲンの低下と心因性要素とが大いに関係しています。ホルモンの更年期にさしかかる時期のバランスをチェックする検診です。
問診、内診(子宮頸がん細胞診、経膣超音波検査)、血液検査(女性ホルモン、甲状腺ホルモンなど)
STD検診 性感染症の代表的な病気を調べる検診です。問診、内診(膣内細菌検査、トリコモナス、カンジダ、クラミジア、淋病)、血液検査(梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV)